妊娠が発覚!そこから出産まで、病院で受ける健診の流れ
妊娠をしたかな?と思ったら、多くの人が市販の妊娠検査薬をまず使います。ただ、妊娠検査薬で陽性反応が出てもそれが確実とは言えません。検査薬で陽性反応が出たらすぐ病院に行きましょう。
受診するのは、「産科」または「産婦人科」です。診察では、胎嚢または子宮に胎児がいるかどうかを見てもらいます。これが「初健診」で、胎児が確認されても胎児の心拍が確認できるまでは妊娠確定にならない病院が多いです。
初健診から、心拍が確認できるまで1週間、あるいは2週間おきに通院を医師から指示されます。胎児が確認できてから早くて5週間、長くても7週間後には心拍が確認でき、妊娠が確定となります。
ここで病院は妊婦さんの血液検査を実施。血液検査が終わると、安定期と呼ばれる赤ちゃんの成長する準備が整う時期前は、健診間隔は2週、または4週おきになります。ただ、この間も不正な出血があったり痛みがあったりしたらすぐに病院に行けるようにしておきましょう。
安定期を迎える妊娠10週からは、4週間おきに健診が行われます。妊娠後期になる32週を過ぎると、健診期間は2週おきと狭まります。これは、お腹の赤ちゃんと妊婦さんの様子が後期になると日々変わるからで、医師がモニターする必要があるからです。
36週を過ぎると、出産予定日まで毎週健診をうけることになります。妊婦健診には、居住している場所の自治体から健診費用について補助される場合があります。
補助される金額は自治体によって異なるほか、妊娠確定前の健診は補助金の対象とならないこともあるので、妊娠初期の間は保険外で費用がかかることがあるということも頭に入れておきましょう。